基本情報

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福澤 雅志

FUKUZAWA MASASHI


職名

教授

メールアドレス

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取得学位 【 表示 / 非表示

  • 理学博士

  • 理学修士

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 国際細胞性粘菌学会(International Dictyostelium conference)

  • 日本細胞性粘菌学会

  • 日本植物形態学会

  • 日本植物学会東北支部会

  • 日本植物形態学会東北支部会

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専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 発生生物学

自己PR 【 表示 / 非表示

  • (連携キーワード)

    細胞性粘菌、転写因子、プロモーター制御、発生、シグナル伝達、形態形成、細胞分化、ポストゲノミックス、Stat protein, Myb protein、サイトカイニン

    (研究概要)

    多細胞生物において、細胞分化と形態形成には各種ホルモンや光、位置シグナルなどの多彩な刺激が細胞内を伝達され、必要な遺伝子群に働きかけることによって発生プログラムが進行していく。細胞性粘菌は発生において柄細胞と胞子細胞に分化していくが、柄細胞の分化に関わるホルモン様の物質としてDIFが同定されている。

    DIFによるシグナル伝達は、DIF発見から20年近く経つにもかかわらず、その分子的な機構は不明であった。私は英国ウェルカムトラスト生物研究所のウィリアムズ教授とともに数年前からその問題に取り組み、2004年春についにシグナル伝達の最下流に位置する転写因子をつきとめた。驚くべきことに、その転写因子は Myb domain をひとつだけもつ(single domain Myb)、植物固有のMyb転写因子であった。植物では、single domain Mybはジベレリンで誘導を受ける遺伝子の転写制御に関わっている。

    このことから、細胞性粘菌の柄細胞分化は、’植物的’なシグナル伝達経路を利用していることが想像される。DIF により分化する柄細胞は、かたい細胞壁に囲まれ液胞化しており、植物細胞と非常に良く似ているので、このことはおそらく正しいだろう。

    今後は DIF による細胞分化について、より深く研究をすすめていきたいと考える。

    (協力できる内容)

    遺伝子プロモーター解析、とくにシス領域に関わる転写因子の精製に関する支援

    各種DNA解析に対する指導、支援(電気泳動、PCR解析、シークエンス解析など)

    各種タンパク質解析に対する指導、支援(電気泳動、抗体作成、GFPタグによる蛍光観察など)

    (PR)

    日本を代表する自然科学者、南方熊楠先生の研究で有名な粘菌を、時を経た現代において、最新の分子遺伝学的方法を駆使して解析しています。

    いまや粘菌は代表的なモデル生物としてNIHにも正式に登録され、ゲノムプロジェクトの完了により、動物、植物それぞれに特有の遺伝子を併せ持つユニークな研究材料として位置づけられました。

    私が英国で行った研究により、細胞性粘菌の柄細胞分化に関わる因子 DIF (Differentiation Inducing Factor) により誘導を受ける遺伝子の転写制御に、植物特有の転写因子 Myb と、転写因子 bZIP が関与することが明らかになりました。

    転写因子は動物、植物を問わず、生命現象に必須のシグナル伝達を、遺伝子の制御配列に直接伝える重要な役割を果たしており、遺伝子操作のしやすい細胞性粘菌を用いてこれらの転写因子を解析していくことで、細胞分化の分子的なしくみが解き明かされていくと期待されます。

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 英語,A STAT-regulated, stress-induced signalling pathway in Dictyostelium.,J Cell Sci,116巻 14号 (頁 2907 ~ 2915) ,2003年01月,Araki T, Tsujioka M, Abe T, Fukuzawa M, Meima M, Schaap P, Morio T, Urushihara H, Katoh M, Maeda M, Tanaka Y, Takeuchi I, Williams JG

    研究論文(学術雑誌),共著

  • 英語,The Dictyostelium prestalk cell inducer DIF regulates nuclear accumulation of a STAT protein by controlling its rate of export from the nucleus.,Development,130巻 4号 (頁 797 ~ 804) ,2003年01月,Fukuzawa M, Abe T, Williams JG

    研究論文(学術雑誌),共著

  • 英語,The first intron is necessary for the STATc dependent stress response of rtoA. ,Proceedings for International Dictyostelium ,2003年06月,Masatsune Tsujioka, Tsuyoshi Araki, Masashi Fukuzawa, Jeffrey Williams

    研究論文(国際会議プロシーディングス),共著

  • 英語,Co-operative promoter interactions between a myb site and a C-rich element mediate DIF-regulated gene activation. ,Proceedings for International Dictyostelium ,2003年06月,Masashi Fukuzawa, Masatsune Tsujioka, Jeffrey Williams

    研究論文(国際会議プロシーディングス),共著

  • 英語,A search for STATa target genes and analysis of a STATa activation domain by use of in situ hybridization. ,Proceedings for International Dictyostelium ,2003年06月,Nao Shimada, Zenichiro Katagiri, Masashi Fukuzawa, Takefumi Kawata

    研究論文(国際会議プロシーディングス),共著

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著書 【 表示 / 非表示

  • 日本語,細胞性粘菌:研究の新展開,アイピーシー,2012年09月,「山田葉子」「荒木剛」「福澤雅志」

    単行本(学術書),共著

解説・総説記事・翻訳等 【 表示 / 非表示

  • 日本語,基礎生物学研究所共同利用研究報告書,基礎生物学研究所共同利用研究報告書 第13号,13号 ,2010年,福澤 雅志

    総説・解説(大学・研究所紀要),共著

  • 英語,Control of prestalk-cell differentiation by transcription factors. ,Wiley-Blackwell,Development, Growth and Differentiation,53巻 4号 (頁 538 ~ 547) ,2011年05月,Fukuzawa, M

    総説・解説(学術雑誌),単著

  • 日本語,基礎生物学研究所共同利用研究報告書,基礎生物学研究所共同利用研究報告書 第14号,14号 ,2012年,福澤 雅志

    総説・解説(大学・研究所紀要),共著

  • 日本語,基礎生物学研究所共同利用研究報告書,基礎生物学研究所共同利用研究報告書 第15号,15号 ,2014年,福澤 雅志

    総説・解説(大学・研究所紀要),共著

学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 第19回 日本植物学会東北支部会 優秀賞,2006年12月

  • あすなろ賞,2008年10月

  • 第11回 細胞性粘菌研究会 奨励賞,2009年10月10日

  • 第12回 細胞性粘菌研究会 奨励賞,2010年10月11日

  • 第1回 日本細胞性粘菌学会 ベストプレゼン賞,2011年11月05日

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 2016年度,生物学の基礎Ⅰ(A),21世紀教育科目

  • 2016年度,卒業研究,専門教育科目(学部)

  • 2016年度,基礎生物学A,専門教育科目(学部)

  • 2016年度,外書購読,専門教育科目(学部)

  • 2016年度,専門英語,専門教育科目(学部)

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学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示

  • 放送大学,2006年06月

  • 弘前大学高大連携シンポジウム,2007年11月

  • 高校生の一日体験入学,2008年07月

  • オープンキャンパス,2008年08月

  • 弘前大学ドリーム講座(青森北高校),2008年09月

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