基本情報

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岩井 草介

IWAI SOSUKE


職名

准教授

メールアドレス

メールアドレス

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(学術)

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 日本原生生物学会

  • 日本進化学会

  • 日本生物物理学会

  • 日本分子生物学会

  • ナショナルバイオリソースプロジェクトゾウリムシ運営委員会

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 細胞内共生(進化生物学)

  • 細胞生物学(機能生物化学)

  • 生物物理学

自己PR 【 表示 / 非表示

  • (連携キーワード)

    ミドリゾウリムシ、微生物、理科教材

    (研究概要)

    1. ミドリゾウリムシを用いた細胞内共生の研究
     繊毛虫のゾウリムシ類の1種であるミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria)は,単細胞の原生生物でありながら,細胞内に数百細胞ものクロレラ様藻類が共生しているというユニークな特徴をもっています。私たちは,このミドリゾウリムシをモデルとして,光合成生物の細胞内共生における制御機構や進化経路を解明したいと考えて研究を行っています。

    (最近の主な研究成果)
    1) Sosuke Iwai, Kyosuke Fujita, Yuuki Takanishi, Kota Fukushi. (2019) Photosynthetic endosymbionts benefit from host’s phagotrophy, including predation on potential competitors. Current Biology 29, 3114-3119
    ミドリゾウリムシ細胞内の共生藻は,生態学的には「宿主を介した餌生物-特に共生藻にとっての潜在的な競合種-の捕食」という利益を得ていることを示しました。 これにより,光合成生物(藻類)の細胞内共生は本当に相利共生であることが明らかになったと言えます(令和元年度弘前大学若手優秀論文賞受賞論文)。

    2) Sosuke Iwai, Kenji Fujiwara, Takuro Tamura. (2016) Maintenance of algal endosymbionts in Paramecium bursaria: a simple model based on population dynamics. Environmental Microbiology 18, 2435-2445
    宿主ミドリゾウリムシと細胞内共生藻の増殖は特に同調せず,独立していることを示しました。それにも関わらず,宿主細胞内の共生藻の数はおおよそ一定に維持されています。そのしくみを説明するために,共生藻数は宿主と共生藻の増殖限界栄養量の違いによって維持されるという,単純ながら全く新しいモデルを提唱しました。

    2. 身近な微生物や動植物を用いた理科教材の開発
     身のまわりで比較的容易に採集・入手できる微生物や動植物の教材化に取り組んでいます。
    (開発した教材の例)
    ・酵母(ドライイースト)の簡便な培養法(岩井・三浦・菊地, 2013, 弘前大学教育学部紀要)
    ・土壌カビの簡便な増殖・観察法(岩井, 2017, 弘前大学教育学部紀要)
    ・土壌線虫の簡便な増殖・観察法
    ・ホタテガイの閉殻筋を用いた簡便な電気刺激筋収縮実験
    など

    (協力できる内容)

    ミドリゾウリムシとその共生藻の培養
    身近な微生物や微小動物の培養・教材化

    (PR)

     当研究室はミドリゾウリムシをモデルとした藻類の細胞内共生の研究に取り組んでいます。光合成生物との共生における制御機構や論理を解明することによって,人類がどのようにして光合成生物を制御してそこから利益を得るかについてのヒントが得られるのではないかと考えています。
     なお2020年度より大学院の所属は農学生命科学研究科生物学コースになります。修士課程で当研究室での研究を希望する場合は,弘前大学大学院農学生命科学研究科に進学していただくことになります。詳細はメール等でお問い合わせ下さい。

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 英語,Photosynthetic endosymbionts benefit from host's phagotrophy, including predation on potential competitors,Current Biology,29巻 (頁 3114 ~ 3119) ,2019年09月,Sosuke Iwai, Kyosuke Fujita, Yuuki Takanishi, Kota Fukushi

    研究論文(学術雑誌),共著

  • 英語,Mutations in the SH1 helix alter the thermal properties of myosin II,Biophysics and Physicobiology,14巻 (頁 67 ~ 73) ,2017年04月,Kotomi Shibata, Tsubasa Koyama, Shohei Inde, Sosuke Iwai, Shigeru Chaen

    研究論文(学術雑誌),共著

  • 英語,Assessing phagotrophy in the mixotrophic ciliate Paramecium bursaria using GFP-expressing yeast cells,FEMS Microbiology Letters,2017年06月,Takashi Miura, Hisao Moriya, Sosuke Iwai

    研究論文(学術雑誌),共著

  • 英語,Maintenance of algal endosymbionts in Paramecium bursaria: a simple model based on population dynamics ,Environmental Microbiology,18巻 8号 (頁 2435 ~ 2445) ,2016年,Sosuke Iwai, Kenji Fujiwara, Takuro Tamura

    研究論文(学術雑誌),共著

  • 英語,Myosin-actin interaction in Dictyostelium cells revealed by GFP-based strain sensor and validated linear spectral unmixing(共著),Cytometry A,77巻 8号 (頁 743 ~ 750) ,2010年08月,Sosuke Iwai, Taro Q.P. Uyeda

    研究論文(学術雑誌),共著

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解説・総説記事・翻訳等 【 表示 / 非表示

  • 日本語,GFPを用いた「ストレインセンサー」でアクチン−ミオシン相互作用を可視化する,日本生物物理学会,生物物理,50巻 5号 (頁 238 ~ 239) ,2010年10月,岩井草介

    総説・解説(学術雑誌),単著

  • 日本語,スペクトル線形分離法における誤差を考える,日本バイオイメージング学会,バイオイメージング,19巻 3号 (頁 1 ~ 6) ,2010年01月,岩井草介

    総説・解説(その他),単著

学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 弘前大学学術特別賞若手優秀論文賞,2019年12月24日

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 2020年度,基礎生物学Ⅱ,専門教育科目(学部)

  • 2020年度,基礎生物学実験,専門教育科目(学部)

  • 2020年度,小学校理科基礎,専門教育科目(学部)

  • 2020年度,小学校理科実験A,専門教育科目(学部)

  • 2020年度,環境教育概論,専門教育科目(学部)

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学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示

  • 教員免許状更新講習講師,2010年08月 ~ 継続中

  • 教育力向上プロジェクト,2010年03月 ~ 継続中

  • ドリーム講座,2012年08月

  • 出張講義,2012年12月